
チップ製造ライン
揖斐郡内で間伐された木材を主原料としてチップの生産をしています。生産されたチップはペレットや製紙、建築資材用の原料として利用されます。
- 製造能力
- 5.0t/h(15〜38mm)
- 製造品
- 木質チップ(製紙・資材用)

木質チップ

製品用チップ

製紙用チップ
チップ製造ライン

トラックスケール
山から運んできた木材がセンターに入ってきたとき、その量を調べる機械です。材積や層積で木材の量を算出することはできないため、重量に係数を掛けることでおおよその量を計算します。
原木の投入

木材搬入コンベアー
屋外の貯木場にある原木を皮剥ぎ機(バーカー)に投入するための機械。通常は2mの大きさにした原木をいれていきますが、ベルトコンベアーは3mまで対応可能です。チェーンが右寄りのため材は右詰めで投入されていきます。
原木の投入

スーパーバーカー
コンベアーから運ばれてきた原木の皮を剥く機械です。中ではたくさんの刃が回転しており、そこを木が通ることで樹皮が削られていきます。削り終わった材はベルトコンベアーによって次の機械へ、削った樹皮は機械の下からベルトコンベアーにてペレット用乾燥炉の燃料、ペレット材料等に使われます。
皮剥き作業

ウルトラチッパー
バーカーにて削られた材をチップに粉砕する機械で、大きな黄色い金網が特徴です。中で刃が高速で回転しており木材を細かく砕いていきます。ここの機械では1時間に最大で5トンのチップを生産することができます。
粉砕作業

研磨機
バーカーやチッパーに搭載されている刃を研ぐための機械です。刃を研ぎ台にセットした後、モーターにて自動で研いでいきます。研ぎ台では最大6枚の刃をセットすることができます。
粉砕作業

チップスクリーン
チッパーにて粉砕したチップが規格に合うものかどうか選定する場所です。ここで合格しないとチップとして使うことができません。合格しなかったチップのうち、規格上の物は再度チッパーに投入されチップ化されます。規格下のものはペレット用の原料になります。
選定作業

バーク粉砕機
バーカーにて剥ぎとられたバーク(皮)をさらに細かくする機械です。ここで細かくされた樹皮は一度屋内のバークヤードに運ばれ、混合ペレットの原料や乾燥炉の燃料用になります。
選定作業

レチッパー
規格下のチップをさらに細かく砕いてペレット用の原料にします。ここで細粒化されたチップは「おが粉」として屋外のサイロに貯蔵され、ベルトコンベアーにてペレットラインに運ばれていきます。
選定作業